オリーブの病害虫について


 

― 大切なのは「早く気づき、環境を整えること」―

 

 

オリーブにはいくつか注意したい害虫や病気がありますが、

日当たりと風通しを整え、日々よく観察することで、

ほとんどは防ぐことができます。

 

よく見られる害虫

■ オリーブアナアキゾウムシ(注意する時期は4月〜9月

オリーブで最も注意が必要な害虫です。

幹や枝に潜み、内部を食害します。

対策のポイント

  • 幹の根元や枝の分かれ目をときどき確認する
  • 見つけた場合は取り除く
  • 清潔な用土・雑草をためない管理が効果的

※色が樹皮に似ていて見つけにくいため、

「よく見る」ことが最大の防除になります。


 

■ ハマキムシ類(年2回のサイクル)

注意する時期は 1回目は4月〜6月 2回目は8月〜10月

春から初夏、新芽が出る時期に発生しやすい害虫です。

新しい葉を巻いて食害します。

対策

  • 新芽の様子をチェック
  • 被害が軽いうちは手で取り除くだけでも十分です

注意したい病気


 

■ 炭疽病(たんそびょう) 注意する時期は5月〜6月

湿気が多い時期に発生しやすいカビの病気です。

葉や枝、果実に褐色の斑点が出ることがあります。

発生しやすい条件

  • 雨が続く
  • 風通しが悪い
  • 葉が込み合っている

予防の基本

  • 剪定で枝を整理し、風通しを良くする
  • 雨が続く時期は特に葉の状態を確認する

薬剤の使用方法


オリーブアナアキゾウムシ・ハマキムシには

スミチオンを使います。水で約1000倍に薄めて使います。

朝か夕方に、幹や枝にまんべんなく散布します。

使いすぎず、2〜3週間に1回を目安にしましょう。

 

登録された薬剤を正しい使用方法で行うことが大切です。